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噂のスキゾイドかと思ってカウンセリングに行ってきた話

めめです。タイトルの通り、カウンセリングに行ってまいりました。

今回はただの自分語りのオナニーで剰え何も解決してないので全くお役には立てません。

本当に札幌近郊で困っている方にはもしかしたら参考になるかもしれませんが。

 

初めに、誤解の無いように、診断されていないという意味で私はスキゾイドではありません。専門家でもありません。

 

 

スキゾイドとは

概要

スキゾイドとは社会的関係への関心の薄さ、感情の平板化、孤独を選ぶ傾向を特徴とする人格障害。(wikipedia参照)

 

感情が乏しいように見えたり、何事にも興味が無いように見えたり、あまり他人と深く関わろうとしないような人みたいなイメージだと思います。

スキゾイドちゃん」で検索して頂けると、可愛らしいキャラクターのイラストが出てくるので分かり易いかもしれません。

 

 

私の話

バーナム効果な気もするけど大体当てはまる、なにより人に指摘される。

決して「感情が無い俺カッケェwww」とか「人に興味ない俺カッケェwww」とかではありません。そんな時代はとうの昔にやりました。

 

人に指摘されるのはカジュアルなシーンからフォーマルなシーンまで。いつでも。

友達には「お前笑うの?」なんて聞かれ、「よく笑ってるじゃん」と返すと「確かに笑ってるけど本当に心から笑っているのかわからない」と言われる始末。

私としては逆にその子の方が闇深いんじゃないかと心配になりますが。

 

「楽しいことある?」「はしゃぐことある?」「心がない」あたりは日常茶判事。

公務員時代の上司には「その感情が無いのはカッコいいと思ってやってんの?」と詰られたり、道庁の面接では「喜怒哀楽はありますか?」なんて聞かれるレベル。

そんなこんなでそれっぽいなと。

 

ちなみに、感情やら心が無いように見えるだけで、めちゃくちゃあります。

楽しいことも結構あります。客観的に見て楽しんでると思われるかは別として。

あと、人に向かって「心がない」って言ってくる奴ら。多分、お前らが一番心ないよ。

 

 

 

カウンセリング

なんでカウンセリング?

そもそも「病院で診断されたいならまだしも、何故カウンセリング?」と思う方もいらっしゃるでしょう。私も初めは同じ事を思いました。

 

ただ、比較的新しいのかマイナーなのか、そもそもスキゾイド知名度が低い。

なので、「スキゾイド 病院」等で調べても札幌だとほとんど出てきません。

そんな中で恵庭市臨床心理士の方がブログでスキゾイドについて触れられていた為、連絡を取ったところ「一度カウンセリングに来てその傾向があるか判断、必要であれば紹介状等書きます」と仰ったので、仮に診断まで考えるとスムーズかなと思い伺ってきました。実際にスキゾイドの方が来たことは無いそうですが、理論的には詳しそうでした。

 

 

動機・目的

 正直、スキゾイドな気がして死ぬほど困っているのでどうにかしてほしい」というわけではございません。なんなら自分としては何も困ってない。ズレてる気はするけれども、これが自分のデフォなので困ることもないんですね。強いて言えば、面接が通らない、人間関係に違和感が生じやすいとかが、客観的にみるとその性格が原因だろうから困るべきなのかもしれないなってくらい。仮にスキゾイドだとしても治す気もさらさらない。

 

ではなぜ行ってきたのか。

単に「病気なら病気だと診断された方が今後楽そうだから」。レッテルが欲しい。

例えるなら、「よくわからないけど体調悪い人」よりも「風邪の人」の方が納得しやすいし割り切れる。そんな感じ。

 

実際、最初の方に述べた「感情がない」みたいなコーナーってうんざりするほど開催してるんですね。その度に、別に診断されているわけでもないので「自分では感情出してるつもりなんですけど、なんかこんな感じなんですよね。ハハハ。」みたいな曖昧な回答をする。相手もいまいち煮え切らないまま違和感残して帰っていく。ひたすらこれ。

 

もしこれが「病気だよ」って言えたらあまりにも楽そうだなと。

相手も割り切りやすいかなと。つまるところ私にとって平和かなと。

(主観的に病気と言われても問題がないのでお得かなと言うだけで、病気になることが良いことだとは思っておりません。)

 

 

カウンセリングの中身

60分5000円のコースでした。30分ちょっとしかかからなかったけど。

最初の5分くらいで受付用紙と同意書を書き、20分ちょっと自分の半生語るみたいな。

「小さい時どんな感じだった?」「中学は?」「高校は?」「大学は?」「仕事は?」

質問はそれくらい。あまりにも漠然としていた。

 

勝手に、カウンセリングってカウンセラーに誘導されるがままスラスラ喋っちゃうもんだと思ってたので拍子抜け。質問も「どうだった?」レベルの漠然さだし、何より所々無言で「喋れ」みたいなタイミングがあったのでなんともやり辛い。

そもそも会って間もない人に自分の半生なんて深い部分を開放するのも気乗りはしない。正直、やってることとしては、「一人で部屋で虚空に向かって半生を振り返って説明するコーナー」と大差ない。みんなもやるよね?

 

そんなこんなで小学校から現在までを軽く触れたら喋るコーナーは終わり。

ロールシャッハテストやら発達障害じゃないかの確認の検査をしたらいいんじゃないかの提案。どちらもそのタイミングではできなかったのでお開き。

その手の検査をやる可能性があるのであれば事前にそれを説明してもらえば良かったのにとは思いますが。

 

 

 

結果

傾向はありそうだが、スキゾイドに入るのか、スキゾイドのギリ手前なのか、そもそも別の発達障害なのかなんとも言い切れない。みたいな話。初回なので当然ですが。

なのでロールシャッハだったり発達障害じゃないかの検査をしてみようとの話。

でもって、「各検査が1万円。その後、病院に紹介状書きますよ。なんならここで検査せずとも病院で検査してもらっても大丈夫ですよ」とのこと。

 

正直私の考えが甘かった。多少お金はかかると思っていたし、すぐ判断できるものではないとは思っていたけれども、想像の倍以上かかるとみた。

恐らく最短でも3か月以上、総費用4万円以上はかかる計算になったので断念した。

フリーターには余りにも高い。今後、「診断」という対外的に効果覿面のカードを貰える可能性があるとはいえ、コスパで考えると決してそこまで良くはない。

 

これがもし、「自分が凄く困っている」なんて話であれば続けたかもしれないが、何も困ってない。仮にスキゾイドだとしても治す気もさらさら無い。そう考えると高いお金を払ってまで診断されるほどのメリットではなかった。

 

 

 

さいごに

そんなわけで私はそこまでの価値を見出せなかったのでここで終わり。

パーソナリティ障害になるのにも金がいる。将来、安定してゆとりのある収入ができたらちゃんと病院に行くかもしれない。お金さえあればな。

とりあえずしばらくはまた曖昧な違和感抱えて、振りまいて「よくわからない人」で生きていくしかなさそうです。

 

私のようにとりあえずで行こうと思っている方がいれば、時間やお金や手間を考えてみてほしい。絶対に診断されなきゃいけないって程じゃなければ、そのお金で美味しいご飯でも食べてきた方が良い。

 

逆に札幌近郊で長期で何万も掛けてでも治したい・レッテルを張られたい程困っているのであれば恵み野のカウンセリングルームはおススメです。私はカウンセリングの間は合いませんでしたが、今後のアプローチの仕方やらおススメの病院やらは紹介してくれるので、結構手助けになるところなんじゃないかと思っています。まぁ、仮にスキゾイドだとしてそこまで困っている人がいるのかは知りませんが。